米獣医学協会のスポークスマンは22日、米ニューヨーク州で病気にかかった飼い犬から、H1N1型の新型インフルエンザウイルスが検出されたことを明らかにした。AP通信が伝えた。
同通信によると、米国内でイヌから同ウイルスが検出されたのは初めてで、飼い主も以前、新型インフルエンザにかかったことがあるという。飼い主から感染したかどうかは不明。
11月末には中国農業省が、病気のイヌから同ウイルスの陽性反応が出たと発表している。
同通信によると、同州東南部ウエストチェスター郡の飼い犬は13歳の雄で雑種。呼吸障害があったが、現在は快方に向かっているという。
新型ウイルスはこれまで人以外にブタや鳥、フェレット、ネコから検出されている。
米疾病対策センター(CDC)によると、米国内における新型インフルエンザの人への感染は下火の傾向にある。
何でもありなウイルスになってきましたね…。これで毒性の強い株が生まれてしまったら、過去何度か起こったパンデミックと同様、防げない大量の死者が出てしまうのではないでしょうか。