2009年12月30日

季節性ワクチンを打つと新型インフルワクチンの効果も高まる

従来ワクチンが効果増強=新型インフル、小児も1回でOK−海外研究

 新型インフルエンザのワクチンの効果が、従来の季節性のワクチンによって高められることを、オランダ研究機関などのチームが動物実験で示し、23日付の米医学誌サイエンス・トランスレーショナル・メディシンに発表した。新型のワクチンは、健康な成人なら1回で十分な免疫がつくとされ、その根拠の一つともいえる

 研究チームは、ワクチンへの反応が人に近いフェレットを用いて、新型ワクチンの4週間前に季節性ワクチンを接種した場合と、新型のみ1回接種、季節性のみ2回接種の効果を比較。新型ウイルスに感染させたところ、新型のみよりも、季節性を先に打った群で予防効果が高かった

 免疫を示す「抗体価」は季節性のみでは全く上がらなかったが、季節性の後に新型を接種した群では十分に上昇した。



 違う型のウイルスであっても、免疫能力は向上する、らしいですね。ブースター効果とは違いますけれど、イメージとしては似たような感じか。それとも広範囲に効くようになったというだけですかね。

 まあいずれにせよ、季節性ワクチンは打っといたほうがいいということですね。今はもう遅い気もしますが、みなさん、打ちました?
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posted by さじ at 02:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 感染
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