診断前に自分の身体的な痛みがうつ病の症状の一つであることを知っていたうつ病の患者が約2割にとどまることが、塩野義製薬と日本イーライリリーによるプロジェクトチーム「『うつの痛み』情報センター」の調べで明らかになった。同センターでは、「うつ病の症状としての『痛み』の存在を周知していくことで、患者さんが医師に『痛み』の症状を話し、うつ病のよりよい治療につながることを願い、情報活動に努めたい」としている。
調査は昨年12月、インターネット上で実施。過去5年以内にうつ病と診断され、うつ病治療薬を服用している有職者297人と、うつ病やうつ状態の患者を1か月に1人以上診察している経験年数3−30年の一般内科医と精神科医309人から回答を得た。
調査結果によると、患者の身体的な痛みの経験については、「痛みあり」が59.9%、「痛みなし」が40.1%だった。
このうち、「痛みあり」と答えた人に「身体的な痛みで最もひどくわずらわしかった症状」を聞いたところ、「頭痛」が33.7%で最も多く、次いで「身体全体の漠然とした痛み」25.8%、「背中の痛み」24.7%、「胃腸などの消化器系の痛み」15.7%の順だった。
また、診断を受ける前に身体的な痛みがうつ病の症状だと思っていたかどうかを聞いたところ、「はい」21.9%、「いいえ」60.1%で、「分からない」は18.0%だった。
一方、医師に対し、診察するうつ病患者のうち、痛みを伴う身体症状がある患者をどれくらいの頻度で診るかを聞いたところ、「時々」が55.0%で最も多く、以下は「多くの場合」33.0%、「まれに」10.4%、「分からない」1.0%、「常に」0.6%、「全くない」ゼロの順だった。
痛みを主訴に病院に行っても、確実にコレだと断定できないことはしばしばあります。色々な検査を行ったり、問診をする過程で、もしかしたらうつ病かもしれない、と思うことも。
ここで難しいのは、患者さん本人は、身体のどこかが悪いから痛みがあるんだと思っているということですね。日本特有というわけではないんですけれど、自分自身がうつ病であると認めたくないということもあるのかもしれません。
ですがうつ病の治療をするにつれて、痛みは解消されます。痛みで悩んでいる方、もしかするとその痛みは、うつ病からくるものかもしれません。色々な症状を呈する病気であると認識する必要があるでしょう。
今の日本の精神医療はひどい。逆に、精神科に「行かない権利 拒否する権利」をみとめるべきだと思います。
うつかもしれない程度で、依存性のある薬を飲まされたらたまりません。
最近、精神科も訴訟が増えています。もちろん、私も今、交渉中です。裁判とは違う方法ですが、泣き寝入りは絶対にしません。
内科医が、開業するときに、駅前にやったこともない「心療内科」を掲げて開業してしまうケースが特に酷い。そうすると、精神科の経験もないのにうつっぽいというだけで強い薬を出してしまう。
ですので私としては、鬱病の治療には、ちゃんとした精神科を受診してもらいたいのです。
私の元主治医はナショナルセンターの精神科医ですよ。
私にも権利があるんですよ。選ぶ権利、拒否する権利。もともと精神科を受診するつもりのない患者に、精神科だと知らせずに受診をさせたらいけません。
相談をしに行ったら、「精神科医だから仕方がないですよ」と言われました。精神科はクレームが殺到しているそうですね。
心配してくださってありがとうございます。でも、政権交代したから、もう大丈夫です。時代が変わりました。