2009年11月20日

弘前大学と大館市立総合病院が専門医育成で協定

大館市立総合病院:専門医育成で協定 弘前大とネットワーク /秋田

 大館市立総合病院(舘岡博院長)は17日、弘前大大学院医学研究科(佐藤敬科長)や同大医学部付属病院(花田勝美院長)との間で、専門医養成病院ネットワークに関する協定を締結した。

 協定は、医師不足対策や高度医療に対応する専門医育成などが目的。卒後3年目の若手医師や中堅医師を専門医として育てるための研修について、同大を中心としたネットワークに参加する自治体病院などが協力して取り組む。青森県内では弘前市立病院と五所川原市立西北中央病院が同様の協定を結んでおり、秋田県内では初のケースとなる。

 大館市立総合病院はこれまで大学側と医師派遣や医学部学生の実習、臨床研修医の受け入れなどで相互に連携し、地域医療の発展と人材育成に努めてきた。

 同病院であった協定締結式で、佐藤科長は「学外の優良機関と連携して学生の卒後教育、専門医の育成に取り組むことで、地域医療の充実が期待できる」、舘岡院長は「協定が医師確保に結びつくと期待している」とあいさつ。3者が協定書にサイン後、病院を運営する小畑元・大館市長らを加えて握手を交わした。



 弘前大学も研修医集めになかなか苦労しているところではありますね。後期研修以降で獲得する狙いか。

 しかしこう、色々な病院でタッグを組む、病院群制度があると、若手医師にとっては大きなメリットになります。研修期間中に1つの病院だけでなく、色々な病院をみてまわれるという長所にもなりますし、専門分野で連携すれば様々なニーズに合わせた研修もできるようになります。

 初期研修後にその後にその病院群に残ればより良い後期研修もできるようになりますしね。人材確保という意味では病院群にとってもメリットは大きいでしょう。


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posted by さじ at 02:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 大学
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