2009年11月19日

メタボリックシンドロームの診断基準を再検討する。

「男85センチ、女90センチ」再検討

 肥満症やメタボリック症候群の診断基準の1項目、腹囲(ウエストサイズ)について「男性85センチ以上、女性90センチ以上」という現在の基準値が妥当かどうか、日本肥満学会が専門委員会を設置し本格的な検討に入っている。大規模なデータ解析などを進めており、来年をめどに結果を公表する。

 日本の基準値は海外に比べて、男性はかなり厳しい一方、女性の基準値が男性より緩いのは珍しく、異論も出ていた。現在の基準値は、肥満学会が肥満症の診断基準として2000年に策定。関係学会が合同で05年に作ったメタボリック症候群の診断基準にも盛り込まれ、厚生労働省は学会の定めた基準値をメタボ健診に採用した。

 だが策定の基になったデータは、著しい肥満を含む肥満者が中心で、女性の数が少ないなどの問題があったという。米国では男性102センチ以上、女性88センチ以上など、国や地域により腹囲の基準値は異なる。



 メタボリックシンドロームの基準ができて、メタボという概念が一般に普及してきました。正直、肥満という分かりづらい概念から、メタボという症候群にすることで、一般の人に肥満の予防・認識をさせることには成功したので、あとはできるだけ日本人に合わせていく感じですかね。
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posted by さじ at 07:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 内分
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