2009年11月18日

川崎病の原因は複数の細菌だった?抗菌薬で治療に成功。

川崎病、複数細菌原因か…抗菌薬で治療成功

 乳幼児の原因不明の難病・川崎病が、体内で大量に増えた複数の細菌の感染によって引き起こされる可能性が高いことを、順天堂大のチームが突き止めた。

 従来の治療法では効果のない患者の治療にも成功しており、英国免疫学会誌電子版で発表した。

 研究チームの永田智・准教授らは、患者ののどや小腸に、毒性の弱いブドウ球菌や、ありふれたタイプの桿菌の仲間が、通常の10倍〜100倍も存在することに気づき、詳しく調べた

 その結果、〈1〉ブドウ球菌によって免疫反応が強まり、高熱や腫れの原因になる〈2〉桿菌の仲間は血管内皮細胞にHSP60という特殊なたんぱく質を作らせ、これが免疫細胞の標的となり、冠動脈で過剰な免疫反応が起きる――ことを突き止めた。

 炎症を抑える血液製剤を大量に投与しても効果がない患者7人に、ブドウ球菌や桿菌を抑えるST合剤という抗菌薬を投与したところ、6人が回復した。

 研究チームの山城雄一郎・特任教授は「細菌の組み合わせによって症状が変わると考えられる。数滴の血液から細菌の種類を特定できるので、さらに多くの症例を調べれば治療法を確立できるだろう」と話している。



 おおおおおお

 川崎病の根本的原因が分かるかもしれません。

 今までは、アスピリンやγグロブリン大量投与といった治療法がメインでしたけれど、このニュースによれば、抗菌薬の組み合わせで治療できるとのこと。

 川崎病は心臓に血液を送っている冠動脈に瘤が出来てしまうのが最大の問題でした。何故瘤が出来てしまうのか、という点も、細菌によって免疫の過剰反応が起きることで説明がつきそうです。

 小児の難病でしたが、もしかすると治療法や検査が一新するかも。

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posted by さじ at 04:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 小児
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