府は9日、府立与謝の海病院(与謝野町男山、内藤和世院長)で休止状態にあった脳神経外科の手術と入院治療を、27日から1年7カ月ぶりに再開すると発表した。
同科は08年4月、2人いた医師が1人になり、手術や入院治療に対応できなくなっていた。今年3月には、勤務医の退職に伴う医師の補充ができず、外来診療を休止していた。
府立医大と舞鶴医療センターからの医師の派遣で7月14日から週2度の外来診療を再開。さらに今回、京都第一赤十字病院の医師4人が府職員として併任のうえ、交代で与謝の海病院に勤務。これまでの2人の医師の応援も継続し、救急時も含め、手術や入院に対応できるようにする。火、金曜日だけだった外来診療も月、木曜日が加わり週4日体制になる。
花形といわれる脳外、しかも京都にもかかわらず人が不足しているんですね。
しかし脳外の領域の医療は、急性期のものが多く、一分一秒を争うものもあります。手術が可能になった、というのは大きなことだと思います。