2009年11月10日

肥満が原因で時計遺伝子に異常を来たす。

肥満で時計遺伝子に異常 減量すれば正常化

 肥満の人は、体内時計を制御している時計遺伝子の働きに異常があるとの研究結果を、日本大医学部などの研究グループが7日までにまとめた。大幅に減量すると正常化することも確認。メタボリック症候群や糖尿病、肥満症などの治療に結び付く成果だとしている。

 同大の上野高浩准教授らは、代表的な時計遺伝子「ピリオド1」に注目。体重(キロ)を身長(メートル)の2乗で割った体格指数(BMI)が25以上の肥満男性12人(平均体重約91キロ)と、25未満の肥満でない男性15人(同約64キロ)とを比較した。

 午前9時〜午後9時までの遺伝子の働きを調べると、肥満でない男性は朝が活発だったが、肥満の人はあまり変動がなかった。BMI30(体重約82キロ)から24(約63キロ)に減量した30代男性は、遺伝子の働きが肥満パターンから肥満でないパターンに変わったという。

 グループは「肥満が原因で遺伝子の働き方がおかしくなった」と判断。「この遺伝子異常によって内臓脂肪の蓄積が促進され、脂質や糖質の調節もうまくできなくなるのではないか」とみて、遺伝子の働きを正常にする物質を研究している。



 ほお。

 肥満が原因で遺伝子の働きもおかしくなり、更にそれによって内臓脂肪も増加していくと。

 しかしピリオド1ってカッコいい名前ですね。抜群のネーミングセンス。こういう名前、好きですわ。
広告
posted by さじ at 05:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 内分
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック