関西学研都市の情報通信研究機構けいはんな研究所(京都府精華町)は、対象物の感触や映像、音に加え、においも同時に実感できるシステムを開発したと、5日発表した。仮想空間でよりリアルな体験ができ、今後は店頭での化粧品や食品のPR、災害体験装置などに活用できるという。
同システムは、風船が膨らんでいく様子を3次元映像で映し、利用者が専用のペンを握って画面上の風船を強く押していくと、ヘッドホンを通じて「パン」と風船が割れる音が響く。その際、ラベンダーやバラ、白檀の香りが鼻孔に向けて噴射される仕組み。
触覚や視覚、聴覚を体感できる既存の機能に加え、一辺2センチの立方体型の噴射装置を新たに開発。風船が割れる瞬間、直径0・8ミリの穴から内部に詰めた香料が吹き出すよう、映像や音などと連動させた。風船を押す際の弾力は、事前に組み込んだプログラムを基に、ペンを介してモーターの動力で伝えられる。
同研究所は「人間の五感のうち四つを組み合わせたシステムは世界で初めて。草木の香りを伝えるデジタルミュージアムや、火災消火訓練用のシミュレーターにも応用できる」としている。
同システムは国際電気通信基礎技術研究所(精華町)などで7日まで開催中の「けいはんな情報通信研究フェア」で一般に公開している
専用の装置さえあれば、ネットでこういう香りを体感することも可能なはずです。
ただ、絶対ブラクラとして変な香りを出すようなものも出てきますよね。笑