今月21日、中間試験に向けて勉強していた女子大生が、自身が住む学生寮で急死した。ソウル新聞によると、有名私立大学の経営学部4年に通うYさん(23歳)は、専攻の経営学のほか、第二専攻として経済学と法学を選択し、ロースクール入学のための準備をするなど、とても優秀な学生であったという。学校関係者は、「3つの科目を専攻する複数専攻者は非常に珍しい」と述べ、普段から熱心に勉強する学生であったことを明らかにしている。
同じ部屋に住む学生Hさん(19歳)は、「事故当日、机に向かって勉強していたYさんは『疲れた』と言っていた。40分ほど隣の部屋にいて戻ってくると、Yさんが息をしていなかったので警察に通報した」と述べたという。Yさんは死亡する前日、母親に「試験勉強で大変。1日1〜2時間くらいしか寝られない」と語っていたそうで、韓国では過度な試験勉強による過労死であると見られている。
ネット上では、このニュースに衝撃を受けたネチズンたちが、「狂ったように勉強に励む学生たちの姿が思い浮かぶ」「問題が起ってからでは遅い。無理はよくない」「教育政策の犠牲者」「3つ複数専攻なんてしたら、過労死してしまう」「椅子に座ったまま過労死をしないためにも健康には気をつけよう」といったコメントを寄せている。
以前、韓国ではゲームのし過ぎで死亡したケースが報告されている。これも、やはり食事をあまりとらないまま睡眠もとらずにゲームをし続けた結果、突然死亡したというものである。勉強にしろ、ゲームにしろ、何事もやり過ぎはよくない。「取り返しのつかない事故」が起きる前に、運動をするなり買い物に行くなり対策をとることが必要だろう。
1日1,2時間睡眠で勉強していては、そりゃ過労死にもなろうというもの…。
日本ではまだここまではいかないとはいえ、勉強のしすぎで鬱になって自殺、というパターンは多いように思います。
人間には色々な性格があります。
その中には、やってもやっても不安が募ってきて、勉強しまくってしまうというものも。
勉強という行為を強迫的に行うようになっている人は、社会がしっかりみて注意していかないと常々思っています。
本来、大学というのは学問を学びたいからいくところであって、順位とか成績とかは関係ないですよね。無理せず楽しく学んで、好成績をおさめることが本来の意味での「勉強」だと思います。
そう出来ていないのは、やっぱり受験勉強のせいなんでしょうかねぇ。でも受験勉強で優劣つけないと受験の意味ないですしね。難しいところですけれど。