ニキビなど皮膚科の治療法に、LED(発光ダイオード)を導入する医療機関が増えている。レーザー治療に比べ即効性はないが、熱を使わないため安全性が高く、光の色を変え様々な症状に対応できるのが特徴だ。
例えば青色LEDは、皮脂腺にたまりやすいポルフィリンという物質に働きかけ、活性酸素を発生させる。活性酸素は、皮脂腺の活動を抑えニキビができにくくなる。赤色はアンチエイジングなどに効果が見られるという。
大阪市中央区のトキコクリニックでは、従来の治療で効果が見られない患者らを中心に、LEDを使っている。ニキビなどが大幅に改善される例もあり、好評という。
光と肌の関係に詳しい同志社大スキンエイジング・アンド・フォトエイジングリサーチセンターの市橋正光教授(70)は「光には細胞の活性を引き出す可能性が秘められており、新しい治療法が確立される分野だ」と話している。
活性酸素を光で発生させてニキビを出来にくくしようというもの。なかなか面白い試みです。実際効果もあるようですので、開業医のもとで広まれば。
赤色LEDを当てたハーブはビタミンC含有量が9.7倍になる。