2009年10月07日

名古屋大学病院で男児の遺体を巡って問題が生じる。

男児遺体安置問題 名大病院、遺族に1日2万円請求

 名古屋大病院(名古屋市昭和区)で死亡した中国籍の1歳男児の遺体が2カ月以上にわたって病院内に安置されている問題で、病院側が男児の遺族に対し「遺体を引き取らなければ、1日あたり2万円を請求する」などとする内容証明付き文書を送っていたことがわかった。遺族が望む病院外の中立の立場の医師による解剖はめどが立たないままで、遺族側は不信感を強めている。

 文書は病院側代理人の弁護士名で9月7日付。「貴殿らは埋葬・火葬の義務があり、このままではご遺体を遺棄されたとの評価にもなりかねない」として、1週間以内の引き取りを要請している。

 遺族が医療過誤を主張している点については「法律上、過誤の有無と遺体引き取り義務は全く別」と指摘し、「賠償を条件にされてご遺体を引き取られないということは、威力によって当院の業務を妨害するもの」と主張。その上で、文書が届いてから引き取られるまでの間、1日あたり2万円を支払うよう要求している。一方、遺族側は、現時点では賠償を求めていないとしている。

 病院側の弁護士は朝日新聞の取材に応じ、「1カ月以上も進展がない中、ちゅうちょもあったが、打開策として病院側の考えを示す必要があった」と語った。金銭を求めたのは「遺体の早期引き取りを促す意味合いだった」とし、金額の根拠は「一般の葬儀社が遺体を保管する場合の平均」と説明した。

 文書の内容に驚いた遺族は、文書の原本を病院に突き返したという。母親(43)は「子どもに何が起きたのか知りたいだけなのに。なぜ、お金目当てのように言われなければならないのか」と悔しさをにじませる。遺体は、病院内に2室ある霊安室のうち1室で低温保管され、遺族は今も毎日、霊安室に通っているという。

 病院側は「遺族が推す医師立ち会いの下、解剖する案を遺族に再三確認したが、回答がなかった」と説明している。しかし、母親は「身近にそんな医師はおらず、死亡当日に断った話。その後も打診を受けた記憶はない」と、言い分は対立している。

 同病院の松尾清一院長は「遺体の引き取りが進展すれば、内容証明郵便を撤回する」としつつ、文書の内容について謝罪するかどうかは「現段階ではコメントできない」と述べている。



 ようわからんですね。

 病院側は解剖しようと遺族にもちかけ、遺族は解剖を断ったにもかかわらず解剖をしろという

 中国籍ということは、そこらへんに何か言語的な齟齬があったんでしょうかね。

 話し合えば解決する内容だとは思いますが…。解剖せずに留置しておくというのも意味分からんですしね。

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posted by さじ at 07:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 大学
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