2009年09月29日

2009年前半の自殺者が22362人と過去最悪ペースに。

1〜8月の自殺者2万2362人=最悪ペース続く−警察庁

 今年1〜8月の全国の自殺者数が、昨年同期比971人(4.5%)増の2万2362人となったことが28日、警察庁のまとめ(暫定値)で分かった。

 すべての月で昨年を上回っており、12年連続で年間3万人を超えるだけでなく、過去最悪だった2003年の3万4427人に迫るペースが続いている。



 半年で2万人超え。うーむ。。。

 国レベルでの緊急事態、だと思います。精神医療体制が他の国に比べて整っていないことは以前から指摘されていましたけれど、ここまで増えたのは、医療側というより国の啓蒙の問題と、一般人の鬱に対する理解の無さが露呈してしまったのではないか、と。

 いのちの電話などのボランティアが不足しているようです。協力したいという方がおりましたら、どうぞよろしくおねがいします。

 そして死にたいと考えている人は、「とりあえず」いのちの電話に電話してみるのも1つの手かとおもいます。

参考:日本いのちの電話連盟

関連
医学処:神奈川県で最先端の「うつ病専門病棟」を開設。
医学処:2007年度の全国県別自殺率・自殺者数表。
医学処:医学ちょっといい話2
医学処:うつ病と双極性障害の違いを判定する診察方法
医学処:自殺の原因となる鬱病の「不眠」を見逃さないことが大切
医学処:自殺を図る若い男性は、8歳の時点で情緒的問題が現れる
医学処:政治家こそうつ病を受け入れて偏見を無くすべきである。
医学処:かかりつけ医に、うつ病の早期発見のための研修を行う。
医学処:15%の人が経験するうつ病に対して理解を深めよう。
医学処:9月10〜16日は、自殺予防週間です。
医学処:自殺者の2割がアルコールに関する問題を抱えている
広告
posted by さじ at 06:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 精神
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック