2009年09月19日

「腰が抜ける」メカニズムをご紹介。

“腰が抜ける”は本当なのかメカニズムを大解剖!

 ビックリすると“腰が抜ける”ってよく耳にしませんか? でも、なんとなくイメージはわくけど、実際に見たことがないような…。腰が抜けるとはどんな状態のことをいうのでしょうか?さかいクリニックグループの代表、酒井慎太郎先生に聞いてみました。

「一言でいえば、腰に力が入らなくなる状態のことです。なので、なにも腰骨が抜けてしまうことではないんですよ。ぎっくり腰やヘルニアと違い特に痛みもともないません」

 えっ…そうなの!? てっきり腰の骨が外れてしまうことなのかと思っていました。そのメカニズムとは?

 「自律神経の一つである交感神経が働いて感情が高ぶり脈拍が早くなると血管が収縮し、背中の筋肉である脊柱起立筋をうまく働かせることができなくなる。そうすると腰に力が入らなくなってしまいます。これが腰が抜けるという状態です」(同)

 原因は何なんでしょうか?

「はっきりとは特定できないのですが…。しいて言うならば、強い興奮や恐怖、極度に緊張したストレス状態が続いた後に平常心に戻ると安堵して腰が抜け、へなへなとへたり込んでしまう場合があります」(同)

 では、もしも突然、腰が抜けてしまったらどう対処したらいいの!?

「ほとんどの場合、しばらく放っておけば治るので、まずはそのまま安静にしてください。少し動けるようになったら、ゆっくりと背筋のストレッチを行うのが有効です。それでも治らない場合は、安易な判断はせずに診療所で診察を受けてください」(同)

 酒井先生いわく、普通に生活していて腰が抜けてしまうようなことはめったにないという。しかし、普段から物事を深刻に考えてしまう悲観的な人、気分の浮き沈みが激しい人などは交感神経が働いて血管が収縮しやすいため、注意が必要なのだとか。

 ともあれ、クヨクヨ考えすぎた結果、ささいな事も怖がる“腰抜け”にならないよう、何事も楽観的でいることが大切なようです。



 腰の骨が抜けるわけないだろうー!笑

 でも一般の人のイメージってそんなもんかもしれませんね。

 自律神経の異常なまでの興奮で、血管が収縮して動かすことが出来なくなった、ってのが正解でしょうね。
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posted by さじ at 22:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 生理
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