米メリーランド州ボルティモアで15日、ガレージに侵入した強盗に医学生が日本刀で切りつけ、左手を切り落とし、首に深い傷を負わせて死亡させるという事件が起きた。
15日午前1時20分(日本時間同日午後2時20分)ごろ、ジョンズホプキンス大学医学部の医学生ら4人が借りているガレージのドアを強盗がこじ開けようとしているとの通報が警察に入った。学生らが強盗にやめるように言ったところ、強盗は学生らに向かってきたという。そこでこの学生は日本刀で応戦、左手を切り落とし、胴体上部に深い傷を負わせたという。
地元警察によると、この学生は事情聴取を受けているが、正当防衛だったと認められれば起訴されない可能性があるという。米国では日本刀の所持は合法。強盗は40代後半で窃盗の前科があり、12日に刑務所を出たばかりだった。
米国では武器を所有する権利が憲法で認められており、一部の地域で公共の場で刀を振りかざす権利が制限されているものの、刀の所有にはほとんど制限がない。
この正当防衛、過剰防衛ってのがややこしくてよくわからないんですよね、いつも。強盗にやめるように言った後で、向かってきたりしたら、めちゃくちゃ怖いじゃないですか。そりゃ身を守るための武器を持ってたら振りかざしちゃいますよ…。
しかし日本刀が置いてあるなんてよほどリッチな家なんでしょうか。心得がなければ、扱うのも難しい代物だと思いますけれども。