2009年09月16日

新日本科学が偏頭痛薬ゾルミトリプタンの経鼻投与剤を開発

新日本科学が続伸・偏頭痛薬の経鼻投与剤を開発

 新日本科学(2395)が続伸。

 前臨床試験受託の最大手だが、経鼻インフルエンザワクチン研究に着手していることから新型インフルエンザ関連として8月28日まで7日続伸のなか4日連続のストップ高、21日、9月1日は連続ストップ安となったものの、前日から反騰。

 偏頭痛薬ゾルミトリプタンの経鼻投与剤を開発したと3日に発表したことから再度買いを集めている。



新日本科学(2395)、偏頭痛薬「ゾルミトリプタン」の経鼻剤開発に着手

 新日本科学 <2395>はこのほど、薬剤の確実な投与や効率のよい吸収を目的とする、独自の製剤技術(μco(TM) system;ミューコ システム)と医療用具(デバイス)を完成させ、偏頭痛治療薬「ゾルミトリプタン」の経鼻剤開発に着手した

 同社によると、偏頭痛は働き盛りの20歳〜40歳代の若い年齢層に多いのが特徴で、米国における調査では、偏頭痛による欠勤や生産率低下で、労働力の損失が毎年1兆円以上にも上ると報告されている。

 偏頭痛治療薬の世界市場は、約3500億円規模に上ると見られており、同社は、独自の製剤技術システムとデバイスを活用し、携帯性に優れ、投与の簡便な、より速やかな薬効が安定的に得られる製剤の研究、開発を目指すという



 ほー。経鼻で投与することもできるようになったんですね。

 偏頭痛はかなり多くの人が悩んでいる症状の1つです。頭が痛くなる、と簡単に言えますけど、偏頭痛の痛さは個人差はあれど、人によっては日常生活すら困難になるほどのものです。こういう何気ない疾患に対しても理解していきたいところですね。

ゾルミトリプタンとエルゴタミン製剤、急性片頭痛治療ではゾルミが好結果

 急性期の片頭痛治療において、ゾルミトリプタンとエルゴタミン製剤(カフェルゴット)の比較対照試験を実施したところ、鎮痛作用の切れ味、副作用、QOL向上などの点でゾルミトリプタンの方が優れていた。西沢クリニックの西澤芳男氏が23日、日本頭痛学会総会の一般口演で報告した。

 西澤氏らは、約20施設において、片頭痛の確定診断が得られた659人の通院患者に対する性・年齢構成、重症度などをほぼ一致させた2群に分ける多施設ランダマイズ比較試験を行った。

 その結果、鎮痛効果についてはゾルミトリプタンが投与2時間後に68.4%、4時間後に75.3%に改善がみられたのに対し、カフェルゴットでは2時間後に45.1%、4時間後でも47.1%だった。2〜24時間後に再発し追加投薬を要した比率も36.8%対62.9%とゾルミトリプタンが大幅に低かった。片頭痛の随伴症状の改善についても、嘔吐では有意差がみられなかったが、吐き気(投与4時間後で23.0%対55.2%)や光過敏(投与4時間後で33.9%対56.3%などではゾルミトリプタンが優れていた


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posted by さじ at 01:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 脳神
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