増殖能力が高く、身体のあらゆる細胞に変わることのできる万能細胞「人工多能性幹(iPS)細胞」の作成に世界で初めて成功した山中伸弥京都大教授(47)に、医学分野で権威のある米ラスカー賞が授与されることが決まったと、14日京大が発表した。授賞式は10月2日(現地時間)、ニューヨークで行われる。日本人受賞者は6人目。
京大によると、山中教授は分化した細胞を未分化な状態に戻す「細胞核のリプログラミング(初期化)」の過程についての研究を行い、新たな細胞研究の道を開いたことが受賞の理由。英ケンブリッジ大学のジョン・ガードン卿も同時に受賞した。
山中教授は、「この分野の父であるガードン卿との共同受賞で大変光栄。これまで何十人、何百人という人たちの研究成果があって今の私がある。そういう気持ちを忘れずに今後も取り組んでいきたい」と話した。
山中教授、かっこよすぎです。
世界的に見ても偉大すぎる業績を残しながら、謙虚な姿勢でいるというのは本当にかっこいい。こういう人が、優れた科学者として歴史に名を残すんでしょうね。
次はノーベル賞か。
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こんにちは。ips細胞の研究で山中教授がラスカー賞を受賞しましたね。私のブログでは、この研究の成果がなぜ素晴らしいのか、そうして将来的にどのような展望があるの私の独自の見方も含めて掲載しました。この研究といい、最近のH2Bロケットによる、HTVの打ち上げといい、日本にはイノベーションが目白押しです。新政権には、こういった次世代のイノベーションを大輪の花にそだてるべく努力していただきたいです。詳細は、是非私のブログをご覧になってください。
是非読ませていただきます