雪印乳業は信州大学と共同で、同社が独自開発した乳酸菌「ガセリ菌SP株」について、肥満状態で落ちた免疫機能を改善する効果があることを確認した。ガセリ菌は雪印が10月に経営統合する予定の日本ミルクコミュニティ(MC)が主力ヨーグルト商品に入れており、研究結果は今後、ホームページなどで周知する。
雪印や日本MCはこれまでに、人間に実施した実験でガセリ菌に内臓脂肪を低減する効果を発見していた。今回、感染を防いだりアレルギーを抑えたりする抗体が肥満のため少なくなっているマウスの細胞に、ガセリ菌を添加して培養したところ、抗体の量が増加したという。
ヨーグルトと免疫、というとやはりカスピ海ヨーグルトが有名ですね。
カスピ海ヨーグルトは大ヒットしましたが、このガセリ菌もヒットなるか。モノが良ければ売れる、というのは当然の理屈だと思うので、雪印には頑張ってもらいたいですね。そろそろ本腰入れて雪印ブランドを再建してもらいたいです。
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