自衛隊熊本病院(熊本市)は7日、民間病院から報酬を受け取り、私企業への関与を制限した自衛隊法に違反したとして、熊本病院に勤務するいずれも30代の男性3佐の医官2人を、それぞれ停職4日と5日の懲戒処分にしたと発表した。
同病院によると、3佐の1人は昨年5〜12月、知人医師に頼まれ東京、千葉、埼玉の民間病院で計20回以上、当直などのアルバイトをして計約210万円を受け取った。この3佐はもともと関東の自衛隊病院に勤務しており、熊本に転勤した昨年8月以降も休日にバイトを続けていたという。
もう1人は昨年8月からことし5月にかけ計10回以上、熊本県北部の民間病院で当直勤務し、計約140万円の報酬を受けたという。
熊本病院会計課が7月、自衛隊の給与所得と税務署が発行した税額通知の総所得が一致しないことに気付き発覚。2人とも「知人の頼みで断り切れなかった。今後は勤務に専念したい」と話しているという。
医官ですしね。防衛医大卒なんでしょうけれど、在学中から特殊国家公務員として色々優遇されているんで、ここらへんは我慢してもらいたい、のが現状だなぁ。