2009年07月25日

アルツハイマー病に、神経幹細胞の注射で効果があった。

神経幹細胞の注射でアルツハイマー病が改善

 米カリフォルニア大学アーバイン校(UCI)の研究チームが7月22日(米国時間)、神経幹細胞を移植することで、アルツハイマー病のマウスの認識力を回復させることに成功したと発表した

 人工的にアルツハイマー病の症状を作り出したマウスの脳に神経幹細胞を注射した。神経幹細胞は、新しいニューロンになったり、アルツハイマー病特有の「斑」(プラーク)や「神経繊維のもつれ」を減らすのではなく、BDNF(Brain-derived neurotrophic factor、脳由来神経栄養因子)と呼ばれるタンパク質を分泌し、既存の神経組織から新しい突起を伸長。ニューロン間の接続を強化し、増やすように働いていたという

 研究チームがBDNFを選択的に抑制すると、こうした効果は失われた。記憶と神経機能に対する神経幹細胞の効果にBDNFが重要な役割を果たしていることを示唆するとしている。

 また、直接BDNFを注射したマウスも改善はしたが、神経幹細胞を注射したときほどの効果はみられなかったという。BDNFは、神経疾患治療に応用可能なタンパク質として近年、注目を集めている。

 研究チームのFrank LaFerla氏(同校記憶・神経障害研究所ディレクター)は「神経幹細胞あるいは、それから作られたBDNFがアルツハイマーの治療に有益だと期待できる」とコメント。全米で530万人いるといわれる認知症患者の治療に役立つとしている。



 直接。イメージはできるんですけれど、実際に他に副作用が出ないかどうか、懸念されますね。

 もし特別副作用がないのでしたら、かなり有効な治療法として期待できそうです。

関連
医学処:アルツハイマー病研究、東大の岩坪威教授に医学賞。
医学処:カフェインがアルツハイマーを予防する。
医学処:園芸療法がアルツハイマー型認知症に有効。


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posted by さじ at 03:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 介護
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