2009年07月19日

脊髄損傷部位に青い光を当てると回復する。

青い光当て脊髄損傷回復 名古屋市大が発見

 損傷したラットの脊髄神経細胞に青い光を当てると、細胞の成長を促すタンパク質が増えて損傷部分が回復することを、名古屋市立大大学院医学研究科の岡嶋研二教授と原田直明准教授(ともに血液学)が発見した。

 「運動まひや認知症などの治療への応用が期待できる」(岡嶋教授)という。9月に名古屋市で開かれる日本神経科学大会で発表する。

 ラット10匹の脊髄を傷付け、うち5匹に波長470ナノメートル(ナノは10億分の1)の青い光を毎日20分間、3週間にわたり当て続けたところ、歩行可能なレベルまで回復。光を当てなかった残る5匹はまひしたままだった。

 何もしないラットに比べ、光を当てたラットの神経細胞はサイズが大きくなっており、細胞を分析すると、成長を促すタンパク質「インスリン様成長因子1(IGF1)」が約1・7倍増えていることが判明。

 岡嶋教授らは、青い光の刺激でIGF1が増えたため細胞死が抑制された一方、幹細胞の分化や若い細胞の成長が促されたと結論付けた。

 岡嶋教授は、体の一部としてもともとある細胞の成長を促す今回の方法は「移植より安全な治療法につながる可能性がある」としている。



 青色LED。

 光刺激だけで神経が成長するというのは何とも不思議な感じ。これは実際直接あてないと効果ないんでしょうかね。そこらへんの難しさはあるか。

関連
医学処:脊髄損傷でもリハビリにより別の神経回路を働かせることができる
医学処:脊髄損傷後のリハビリ期間が長いほど、不快な痛みが生じやすい
医学処:人の上皮幹細胞で、脊髄損傷のラットを回復させることに成功


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posted by さじ at 14:33 | Comment(1) | TrackBack(0) | 脳神
この記事へのコメント
<論文捏造>名市大准教授、懲戒解雇 老化研究で画像改ざん
毎日新聞 3月20日(火)2時2分配信
 名古屋市立大は19日、老化防止研究などの論文に改ざんや捏造(ねつぞう)があったとして大学院医学研究科の原田直明准教授(44)を懲戒解雇、監督責任者として岡嶋研二教授(58)を停職6カ月の処分にした。名市大の調査専門委員会によると原田准教授は熊本大研究生時代(05年)の1本を含む計8本の論文で過去の実験画像を新しいものとして使ったり、画像に手に加えたという。原田准教授は「論文作成中に、仮に作成したものを誤って使ってしまった」と説明しているが、調査委は信用できないと判断した。

監督の教授停職 岡嶋教授が責任著者を務めた論文19本で画像に手が加えられたり、他の実験画像の流用が判明した。調査委議長の今川正良副学長は「岡嶋教授の不正関与を裏付ける証拠はなかったが、本人が不正に気づいていなかったとは考えられない」と述べた。

 処分された2人は育毛や老化防止、認知症予防に役立つ物質を研究。学外から指摘があり、昨年3月から調査委が調べていた。戸苅創(とがり・はじめ)学長は「研究機関としてあるまじきことで大変遺憾。早急に再発防止に努めたい」とのコメントを発表した。【河出伸】
Posted by とおりすがり at 2012年03月20日 10:01
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