ユニバーシアード夏季大会第9日は9日、ベオグラードで行われ、卓球のダブルスで男子の大矢英俊(東京アート)横山友一(協和発酵キリン)組と女子の照井萌美(早大)山梨有理(淑徳大)組は、いずれも準決勝で敗れて銅メダルが決まった。
卓球男子の日本勢は、団体に続きダブルスも銅メダル止まりだった。水谷(明大)松平(青森大)組が3回戦で敗退し、唯一勝ち残っていた大矢、横山組も準決勝で涙をのんだ。
相手は団体で日本の決勝進出を阻んだフランスのペア。横山は「日本に金メダルがなかったので、ダブルスで取って勢いづけたかった」と逆転負けした試合を残念がった。
大矢英俊
「相手はサーブが良かった。世界は広い。最低限のメダルを取れて良かったが、金色が欲しかった」
横山友一
「もう1試合戦いたかった。日本に金メダルがなかったので、ダブルスで取って勢いづけたかった」
照井萌美
「メダルを取りたかったので良かった。準決勝で負けた悔しさもあるが、自分たちの力は出せた」
山梨有理
「団体、混合ダブルスと3位だったので、金メダルを取りたかった。勝ちたい気持ちが空回りしたのかもしれない」
松平賢二
(男子シングルスで8強入り)「サーブが効いていた。日本チームの1人として、このままじゃ帰れないので勝ち進みたい」
卓球はなんて奥の深いスポーツなんだろうかと思う。
ラケット1つとっても異常なまでに深いし、ラバーとの相性、自分のプレースタイルとの折り合い、戦略、何か1つ秀でていたら試合に勝てるかもしれないし、その秀でているものが相手によっては発揮されず終わるところもある。
1つ1つを克服して、最終的には自分を信じること、それが何よりなんだなぁ。