2009年07月12日

若い喫煙者はアディポネクチンの濃度が低く糖尿病リスクに。

若い喫煙者 生活習慣病リスク大 青森保健大教授が調査

 若い喫煙者は同年代の非喫煙者よりも生活習慣病を防ぐとされるホルモン「アディポネクチン」の血中濃度が低く、糖尿病の指標となるグリコヘモグロビン(HbA1c)の血中濃度は高いという研究結果を、青森県立保健大の渡部一郎教授(リハビリテーション医学)らがまとめた。

 渡部教授は2007〜08年度、同大の男子学生45人(平均22.3歳)を対象にアディポネクチンとHbA1cなどの血中濃度を調査。喫煙習慣の有無も合わせて尋ねた。

 その結果、脂質の代謝を促す機能があるアディポネクチンの血中濃度は非喫煙者は1ミリリットル当たり平均5.0マイクログラムだったのに対し、喫煙者は平均3.5マイクログラムだった。

 HbA1cは非喫煙者が4.7%で、喫煙者は5.0%。渡部教授によると、5.7%以上が異常値とされ、6.0%以上になると入院が必要だという。

 アディポネクチン濃度が低い人は体重、腹囲、体脂肪率、体格指数(BMI)が高い値を示す一方、動脈硬化を防ぐとされる「善玉コレステロール」、がん細胞を攻撃するとされるナチュラルキラー(NK)細胞活性の数値は低かった。

 渡部教授は「若いうちから喫煙すると生活習慣病や糖尿病になるリスクが大きくなる傾向だと言える」と指摘。「平均寿命が全国で最も短い青森県では、もっと禁煙を啓発していくべきだ」と提起している。



 青森。美味しいものが豊富であってもやはり喫煙習慣が根強そうなところは寿命も短くなってくるのか。

 アディポネクチンは今後注目されてくるホルモンのひとつです。喫煙はそもそも体にとって良いことはひとつもないのでセーブしていく方向でお願いしたいところですかね。

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posted by さじ at 03:49 | Comment(2) | TrackBack(0) | 内分
この記事へのコメント
喫煙、受動喫煙ばかりを相変わらず声高くの日本だが、要は、「嗜好品」わたしは、酒におぼれる人や酒場で個人情報をもらしツズケル人こそ
 脳が...嫌っ「脳欠陥」かと疑う。脳ドックは35歳嫌、変なことや妄想壁のアル青年は、行くべきと感じる。
近年、人を信じられない日本人が増加、結果某駅での殺傷事件や平気で女性の体に触れる愚かな人間は、この世の中5万以上は、存在する。

基本、嗜好品に文句をつけるなと思う。
教育のせいにしないで、各ご家庭で、良し悪しを親が判定していただきたい。
Posted by 植田菜穂美 at 2009年08月14日 11:28
オイッ(-_-メ)医療関係者馬鹿にしてるのか? 貴方の様な愚か者は、イチド「おしん」を某テレビ局から仕入れて喜納晴れ〜

業界とナイトレジャー業界ナメるな( ̄^ ̄)y-~~
Posted by ナオミ師匠 at 2009年08月20日 19:26
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