2009年07月08日

厚生労働省が、新薬承認のための治験へ753億円を助成する。

難病薬実用化へ治験助成…753億基金で50薬剤

 製薬会社が日本での治験に二の足を踏んでいる難病薬などの実用化を促すため、厚生労働省は、約753億円の支援基金を創設し、50薬剤を選んで治験費用を助成することを決めた

 助成対象となる薬は、学会や患者団体などから公募する。治験終了後は、通常は約1年かかる承認審査を半年に短縮し、患者への迅速な供給を図る

 対象となるのは、生命や生活に大きな影響を及ぼす病気の治療薬で、米英独仏のいずれかの国で承認されているもの。「他に治療法がない」「既存の治療法より優れている」など、必要性が高いことが条件となる。未承認薬のほか、国内で承認されてはいるものの、認められた効能と異なる「適応外」の病気に使用する場合も対象となる。

 日本は、海外で認められた薬でも、国内で改めて治験を行わないと承認しない制度を取っている。このため、患者が少ない病気の場合、製薬企業は採算の厳しさから、費用がかさむ治験を見送ることが珍しくない。患者などから、国の支援を求める声が上がっていた。基金の期間は3年間。10月にも有識者会議を新設し、対象品目の選定に入る。



 これは素晴らしい。厚生労働省なかなかやりますね。きちんと苦しんでいる人の声を反映して選別してほしいです。

 なかなか新薬が承認されない、というのが日本の医療の最大の欠点でありました。特に血液内科系の疾患などは短い命に直接関わるものですので、ぜひとも早期の承認をお願いしたいところです。

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posted by さじ at 01:55 | Comment(1) | TrackBack(0) | 薬理
この記事へのコメント
こんにちわ。厚労省。薬品と消毒液は日本の宝庫ですよね。富山の薬売り廃止も自ら死にたいと言う感じでしょうか?数字ばかりの計算打算的な大人の後始末にぐっときました。
Posted by ヨコハマの植田菜穂美 at 2009年08月02日 16:15
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