静岡県立静岡がんセンターと静岡県歯科医師会、サンスター(大阪府高槻市)は16日、がん治療に伴う口内炎などを悪化させないための口内用の保湿液や洗口液、歯ブラシなどのケア製品を開発したと発表した。
抗がん剤を処方した場合、口内が乾燥し、不衛生な状態になることもあるため、がんセンターの協力で独自の口内用ケア製品を開発した。
共同開発した製品は、指を使わずにぬれるスプレー型の口内保湿液、荒れた粘膜でもしみにくい薬用ハミガキやスポンジブラシなど5製品。希望小売価格は口内保湿液(50ミリリットル)が1700円(税抜き)、スポンジブラシが10本入りで450円(同)。がん治療を行う全国の拠点病院の売店で販売する。サンスターでのネット販売も予定している。
へぇー。こういう商品を結構安価で提供してくれるのは嬉しいですね。
全国どこにでも抗がん剤治療を行っている病院はあります。案外狭い購買層と思われがちですが、実際にはかなりのニーズがあると予想されます。
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