東大と東工大の現役学生が4月に設立したIT会社「ミログ」が注目されている。“ポストブログ”いわゆる“ミニブログ”サイトの運営で、その名を縮小して会社名にした。
東大法学部4年生の城口洋平社長(21)はこう説明する。
「ミニブログは、会員が短文(ミログは140字程度以内)で投稿するのが最大の特徴です。例えば“今、何している?”という問いかけに、“起きたばかり”とか“電車で通勤中”“洗濯物を取り込んだところ”などと何げなくコメントできます。米国の先発サイト“Twitter(トゥイッター)”は、短文で気軽に書き込みができると大人気。ボクはシリコンバレーで昨年、数カ月間、トゥイッター(日本語に訳すと“つぶやき”)サイトを体験し研究しました。日本ではケータイだけで投稿するシステムです」
会員は登録料無料。運営費はサイトに参加する法人や団体からのスポンサー料で賄う。東工大4年生(22)が副社長で、ほかに学生や大学院生たちがスタッフ。サイトの本格稼働は25日からで、年内会員数は50万人が目標だ。
大学発ベンチャーは一時もてはやされたが、軌道に乗ったところはほとんどない。「ミログ」は3年後に株式公開を目指している。
これは流行らない気が。twitterと何が違うのか分からないというか、現行のサービスのおいしいとこどりという点がウケるんでしょうか。最大のメリットは携帯のみというところか。
いやそんなことを言いたいんじゃなくてですね、
この社長、何か見覚えあるなと思ってたら、あの1年近くで廃業した「コラボクリニック新宿」の社長なんですよね。
講師紹介 「コラボクリニック新宿」 プロデューサー 城口洋平
灘校出身、灘校時代に、灘校テニス部を全国3位に導き、生徒会長をつとめ灘校改革を行いながらも、灘校文系1番の成績で東大文一に現役合格を果たす。昨年末、東大医科学研究所と共同で日本初のコンビニクリニックとして「新宿コラボクリニック」設立のプロデューサーをつとめ、TV、新聞等に数多く掲載。現在は、医療ビジネスに取り組む一方で、民主党参議院議員鈴木寛のゼミ長として日本の社会創造に奔走中。
そのー、果たしてコラボクリニック新宿というものを設立して、どうだったんでしょうか。採算合わないから早々に撤退、で改善もなく2年ほど経ったわけですけれど、それを含めて医療に対してどのように感じたのでしょうか。
そういった反省点とか改善点が生かされなければ、せっかくの大勢の方の協力も無駄になってしまうのではないかと。コラボクリニック新宿で協力してくださった医師の方々(実際に診療に力を貸してくれた方)にも申し訳ないというか…。
>日頃はコラボクリニック新宿にお越しいただき、ありがとうございます。
>当院は2007年12月28日をもって診療を終了いたします。
>定期的に通院いただいている患者様には、適切な医療機関を
>ご紹介いたします。
一番、たちわりい。
心療内科庭先開業(予定)
ビジネスとしてどのように考えていたのか分かりませんが、1年で撤退、ということはビジネスモデルとしてはおいしくなかったということでしょうか。
「聴診器一本だけでは日本ではあまりに初・再診料が安くて生きていけない」ということが逆に証明されてしまったような気がします。
多くのマスコミが注目していたようですが、いつの間にか消えてしまったようです。
>フランチャイズ化
という言葉そのものを理解していたかどうか分かりませんが、ぜひ設立前のビジネスモデルを見せていただきたいものです。
いろいろと参考になる気がします。
決して狙いは悪くはないと思うのですが、現実の医療行政からすると
「医療費は徹底的に削る。そんな甘いレヴェルじゃない」ということでしょうか。
勤務医 開業つれづれ日記
なお、どうやら「ミログは、東大・東工大産学連携の協力を得て「大学発ベンチャー」として展開し、3月には東大医科学研究所と共同研究で、禁煙、メタボ患者向けの健康管理サービス「医療版ミログα」をスタート。」とのことですので、まぁこの機能も既存の域を出ないものではありますが、より簡単に、手軽に出来るようになると良いですね。
例えば生活習慣病外来などで、よく「手帳」として血圧や血糖値などを記すものを手渡しますけれど、血圧計や血糖値測定器に赤外線送信機能のようなものをつけて携帯に送ると、その数値がそのままグラフとして表示されるようなシステムなどあれば、正確な数値が確実に積み重なるわけです。社長はやる気はあるみたいなんで、頑張ってもらいたいですね。医療で日本を変えるという言葉、有言実行してほしいと思います。
ネットを介した医療モノってイマイチ連結しにくいんですけど、個人的に一番有益かもなと思うネタが1つあるんですよねぇ。患者さんの本音が綴られた日記って結構あるんですけど、それを主治医が知ったら治療内容とかももう少し改善されるのかなと思うことがしばしばあるんですよね。精神科の日記療法みたいな感じに、より本音を書きやすいmixiなどの公開日記だからこそ治療に有益な内容とか出てくると思うんですよね。まあそんなものを患者さんが医師に見せるはずもないし医師もそういったものに頼らず信頼を勝ち取って本音を言ってもらうしかないんでしょうけれど、言いづらいことも日記形式なら伝えられるという患者さんもいるかもしれませんしね。ニーズさえあればうつ病治療や人格障害などでは有益そう。
今復活すれば結構いいシステムになるんじゃないかとは思うけど。
城口氏をウォッチャーしています
ミログも入ってみました
とりあえず
流行ってもないが 潰れてもいないです
忙しいのかわかりませんが
本人があまりつぶやかないので
プライベートさらけ出して
盛り上げたらいいのにとかおもいますけど。。