2009年05月12日

カイコが桑の葉に近づくのはジャスミン成分を感知するため

ジャスミン成分がカイコ誘引=桑の葉に微量−東大と京都工繊大

 カイコが餌の桑の葉に寄って行くのは、ジャスミンの花にある物質「シスジャスモン」が桑の葉にも微量含まれ、強く誘引されるためと分かった。東京大と京都工芸繊維大の研究チームが8日、米科学誌カレント・バイオロジー電子版に発表した。

 東大大学院新領域創成科学研究科の東原和成准教授によると、養蚕で人工飼料にシスジャスモンを微量加えれば、生産性の向上が期待できる。また、同様に単一の物質に誘引される害虫がいた場合、センサーの機能を妨げるにおいを放出し、寄り付かないようにできるかもしれないという



 自然に近づけた作用。カイコも微量の物質を検知しているんですねぇ。生きるための嗅覚。

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posted by さじ at 03:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 耳鼻
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