2009年04月14日

カフェインの離脱症状は頭痛、疲労感、眠気、集中力の欠如

その症状、カフェインの離脱症状?

 研究によると、カフェインの離脱症状には頭痛、疲労感、眠気、集中力の欠如、風邪のような症状、イライラや憂鬱感などがみられるという。離脱症状は最後にカフェインを摂取してから12〜20時間後に表れ始め、2日後をピークとして最長1週間程度続くこともあるといい、当然ながら摂取量が多いほど離脱症状の程度も大きいとのこと。

 カフェインには血管を広げるレセプターをブロックする作用があるため、頭痛の原因となっている場合もあるそうだ。妊娠でカフェイン摂取量を減らす必要に迫られる場合もあるだろうし、パニック発作や不安神経症などを患っている人はカフェイン摂取を控えるよう推奨されるという。また手術前の断食などでカフェイン断ちせざるを得ない場合もあるだろう。そういった場合、他の薬物と同じように徐々に摂取量を減らしていくことがお薦めだそうだ

 北米では80〜90%の人が毎日カフェインを摂取しているとのことで、専門家らはその半分が頭痛などの離脱症状を示す可能性があるとしている。



 身近にある薬物中毒ですかね、これも。

 適量が一番ですねー。中世あたりから人類はカフェインとともに歩んできたといっても過言ではありませんが、今の社会ほど手軽に頻繁にコーヒーを飲むこともなかったのでは。文豪バルザックは一日に何十杯もコーヒーを飲んだそうですが、カフェイン中毒だったんでしょうねぇ。

関連
医学処:パーキンソン病予防に、カフェインが効く
医学処:カフェインは、ずきずきする痛みを和らげる効果がある。
医学処:コーヒーを飲む中高年はアルツハイマー病発症が極めて低い
広告
posted by さじ at 03:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 薬理
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック