基礎医学や臨床医学の研究に多大な業績を上げた研究者に贈られる世界的な医学賞「ガードナー国際賞」の今年の受賞者に、京都大の山中伸弥、森和俊両教授が決まり、京都大が31日、発表した。
受賞者の約4分の1がノーベル賞も受賞しており、日本人ではこれまでに利根川進氏(ノーベル生理学・医学賞)ら6人に授与されている。山中教授は新型万能細胞(iPS細胞)樹立、森教授はたんぱく質の品質を管理する細胞の仕組みを発見した業績が評価された。ガードナー国際賞は、カナダのガードナー財団が、国内外の個人に贈っており、今回は7人の受賞者のうち2人が日本人。
おめでとうございます!
普通ノーベル賞というと、受賞するまでほとんどバクチみたいな感じになってますけれど、iPS細胞を発見した山中教授ほど、ノーベル賞に近い人はいないでしょう。ほぼ確実に受賞する、それぐらいインパクトのある研究でした。
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