日本の女性は「やまとなでしこ」。おしとやかで、周りの空気を読んで、口数が少なく・・・なんて昔の話。「女性=マシンガントーク」といわれるほど今の女性はおしゃべり。南アフリカの研究所では、そんな女性の不思議に科学的立場からメスを入れるという勇気ある研究を行なった。
女性がよく話す理由、それは脳にあった。アフリカ科学会(the SciFest Africa)でマイク・ブルトン教授は、女性と男性の脳の違いから、なぜ女性がおしゃべりなのかを発表した。
ブルトン教授の発表によると、女性と男性の脳には28の違いがあり、それらは性別によるものというよりも経験からできる後天的なものだという。ブルトン教授のチームは、1日の女性と男性の会話の違いを調査した。調査の結果、女性は8千〜1万のジェスチャー、6千〜8千の単語、2千〜3千のサウンドを用いて会話をしていた。一方男性は、ジェスチャーが2千〜3千、単語が2千〜4千、そしてサウンドが千〜2千と女性に比べて格段に少ない。
また、女性と男性では「話す」という行為の意義も違っているという。女性はストレス発散のためや、他の女性との関係を築き上げるために会話するという。しかも、女性は話しながら相手の話を聞くという能力を持っているので、女性同士でも会話が成立する。一方男性のほうは、情報を交換するために会話をし、順番に話すタイプが多い。
この違いは右脳と左脳を繋いでいる部分が、女性のほうが大きいからだとブルトン教授は言う。この右左脳を繋いでいる部分が女性のほうが大きいので、女性は一度に複数のことをこなせる。また、同じ理由で、脳の障害から回復する可能性が大きいのも女性だという。脳の障害を持っている部分の役割を、障害のない部分が引き継げるからだという。男性の脳には、全体を見る能力が女性より優れているが、全女性の約10%はこの能力が男性と同等だという。
たまーに、たまーにですけど、ホント余裕のないときには、女性の心底どうでもいい話にイラッとすることもあります、正直。
私自身も、情報を交換するためにしゃべってる感は否めません。まぁ男の場合は、自分のことばかりしゃべるような人間はかっこ悪いと思っているっていうのもありますけど。
脳の違いなんですねぇ、やはり。女性のほうが会話1つにしても色々なことを知るという意味では優秀なのでしょう。男は1つの側面からしか判断できない(=頭が固い)のかもしれません。反省すべき点ではありますが、、、脳のつくりが違う以上仕方ないことなのかも(ということで諦めています)