2009年04月05日

医師不足で透析受刑者が刑の執行を停止されている。

透析受刑者:島根の新刑務所、収容見合わせ 医師・看護師不足で

 刑務所で透析が受けられず全国で100人以上の受刑者が刑の執行を停止されている問題の解決を期待され整備された、PFI刑務所「島根あさひ社会復帰促進センター」(島根県浜田市)が、医師・看護師不足のため透析が必要な受刑者の受け入れを見合わせていることが分かった。国は刑務所内の診療所を運営する島根県に対し、早期受け入れを強く要請している。

 PFI刑務所は民間の資金や運営ノウハウを導入、殺人などの凶悪犯罪以外の受刑者を収容。全国4番目の「島根あさひ」では、刑務所で全国最多の人工透析治療装置15台を診療所に備え、透析が必要な受刑者30人を受け入れる予定だった。

 ところが、刑務所がある同県西部の深刻な医師不足から08年10月の開所時に人工透析専門医を確保できず、県は受け入れを半年間延期。この間に地元医師会の協力で開業医5人が交代で透析治療をするめどがついたが、今度は看護師不足の問題が浮上した。

 診療所は9診療科で常勤医1人、非常勤医19人、常勤看護師9人が勤務する。ところが既に入所した男性受刑者約500人の健康診断で約8割が内科などで受診が必要なことが判明。「想定以上」(島根県医療対策課)の受診者数で、9人の看護師だけでは透析治療の対応が困難に。さらに同刑務所は今秋までに約2000人を収容予定で、看護師からは仕事量増加に対する不安や過酷な労働環境への不満の声もあがっている。県は看護師3人を追加募集しているが、応募は1人だけという。

 法務省によると、全国69刑務所中で人工透析治療装置があるのは「島根あさひ」を除くと8施設計35台。3月末で透析治療が受けられず、115人が刑の執行を停止され、自宅などから通院治療している。こうした事態に、同省矯正局は「遅くても5月中に受け入れてほしい」と話し、受刑者の選定手続きを進めている。



 難しい問題。無下にするわけにもいかんですし。週3回の血液透析が難しいなら腹膜透析にするしかないのかなぁ。でもそうすると8年ぐらいしか出来ないわけですし。国が費用出して透析完備かつ医師を派遣するシステムを作らないといけないですね。

関連
医学処:刑務所でも医師不足。1人もいない刑務所も8箇所に上る。
医学処:刑務所でもジェネリックを導入して医療費削減へ
医学処:刑務所の職業訓練が多様化。介護職や医療事務も創設。


広告
posted by さじ at 04:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | NEWS
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。