日米の研究チームが23日、多量のアルコールを飲んで顔が赤くなるアジア系の人々は、食道がんにかかるリスクが通常より高いという研究結果を発表した。
研究は米国立アルコール乱用・依存症研究所と久里浜アルコール症センターが実施し、論文をオープンアクセスの医学雑誌「PLoS Medicine」に掲載した。
日本人、中国人、韓国人の約3分の1が飲酒時に顔が赤くなる酵素欠乏症だが、この特質が、5年生存率が12─31%と致死的な食道がんの発病リスクを高めているという。
チームを率いた米国立アルコール乱用・依存症研究所のフィリップ・ブルックス氏は、少なくとも5億4000万人にこの特質があると推定している。
すぐに赤くなるような人なら、酒を飲まないほうがよさそうです。といっても社会に出ると飲酒の機会は頻繁にありますからねぇ。自分の加減で適量を飲むのが良いでしょう。顔が赤くなる人が、酒に対して弱いにもかかわらず、嘔吐するまで飲むというのは論外です。
とえらそうに語る私もビール一杯で真っ赤になるタイプなので、機会があった時に少量飲むぐらいには留めています。理想をいえば機会があっても全く飲まないほうが健康には良いんでしょうけれども。
食道がんは治療が難しいので、予防からいきたいところです。明らかに飲酒がリスクになると分かっているわけですから。
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