インド宇宙研究機関(ISRO)は16日、紫外線に耐性を持つ新種の細菌3種を成層圏で見つけたと発表した。
ISROは成層圏に気球を打ち上げて収集したサンプルの中から、細菌12種と菌類6種を検出。このうち3種の細菌は、これまでに発見されたどの細菌とも異なる新種だったという。
ほとんどの生物は成層圏の強い紫外線を浴びると死んでしまうが、これら細菌は紫外線に耐性を持っていた。新種の1つはジャニバクター属の細菌で、英国の天文学者フレッド・ホイルにちなんで「ホイレイ」と命名された。
ISROは「微生物が地球外から来たという説は現代の科学では立証できていないが、(今回の発見は)生命の起源の探究を続ける動機になる」と述べている。
このネタだけでパニック映画一本とれるレベル。
菌の適応力って凄いですねぇ。普通だったら高レベルの紫外線を浴びればどんなものでも死滅してしまうと考えますが、それにすら耐性を獲得することができるとは。今ある病気の治療法を確立し続けても、細菌の脅威はとどまることはないでしょうね。