横浜国立大学の白石俊彦講師らは、骨を形作る細胞が最も増える振動数を特定した。プレート上の細胞を、ゼロから400ヘルツの範囲で縦方向に振動させて培養すると、骨形成と密接なかかわりを持つ遺伝子が50ヘルツで最も発現し、細胞増殖につながることを発見した。今回の成果は、iPS細胞(万能細胞)などへも応用が期待でき、再生医療の早期実用化に役立ちそうだ。
骨折を治療する時に、超音波で骨を振動させると回復が早くなることが知られている。一方、振動数によっては、細胞増殖のスピードが遅くなり、逆効果になってしまう時もある。
白石講師らは加振器を使い、細胞にさまざまな振動を与えて比較する実験を行った。すると50ヘルツで遺伝子の発現がピークを迎えることを発見。
50Hzがちょうどいいらしいです。
最近大きな病院ならこの超音波振動による治療は行っているみたいですね。色々な分野が医療に応用されるようになってきたなぁと感じます。