2009年03月24日

塩は人の気分を高揚させ、麻薬のような熱望を引き起こす。

研究者たちが、健康に害を及ぼすにもかかわらず、何故我々がしょっぱい食べ物を好むのかを解明した。

 研究者らによると、塩は、人々の気分を高揚させ、麻薬中毒に匹敵するような熱望を引き起こすとのことだ。これは、我々が何故チップスやゆで卵に塩を加えざるを得ないと感じるのかを説明していると言えるだろう。

 アイオワ大の研究者らによる研究で、塩なしで過ごさせると人々の気分が落ち込むことが分かった

 ヒトは、体内に液体が循環するのを助けるために塩を必要とするが、塩分の取りすぎは高血圧、心臓病など様々な問題の原因となってしまう。政府の調べによると、イギリス人の一日平均の塩消費量は8.6gで、1990年代の9.5gから低下している。しかし、大人は6g以下、子供は2g以下に留めることが推奨されている。

 この実験をラットで行ったキム・ジョンソン教授は、ラットが塩を減らされた時、甘いドリンクを飲むことなどの、いつもなら楽しんでいることに対する楽しみを失ってしまうことを発見した。

 同教授は言う。「ラットにとっていつもなら楽しいことが同程度の楽しさを引き出さなかったことは、我々に、塩の欠乏や塩への渇望が鬱に関連した主要な兆候の一つを引き起こしうるのではないかと信じさせるのです。」

 journal Physiology & Behavior誌に掲載された論文では、ラットの脳内で、薬物を我慢している時と、塩が欠乏している時で似たような脳活動が記録されることを発見している。

 「これは、塩の必要性と渇望が、薬物中毒や濫用に関連した脳内の回路と繋がっているかも知れない、ということを示唆しています」と、同教授は付け加えた。



 へぇー。何でなんでしょうね。不思議です。身体にとって塩分が必要だからこそ、脳はそれを十分に欲するような信号を与えているのでしょうか。

 高血圧の治療のまず第一として塩分制限がありますが、これが本当にツライらしいです。塩分を使わない食事というものがいかにおいしくないかを考えると想像に難くないですが。

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posted by さじ at 02:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 循環
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