2009年03月16日

山中教授のグループが国内でES細胞を用いた研究を始める。

山中教授グループが国内でES細胞研究

 新型万能細胞(iPS細胞)を開発した山中伸弥・京都大教授のグループが、同じ万能細胞のヒト胚性幹細胞(ES細胞)を用いた研究を国内でも始めることが分かった

 グループの高橋和利助教が13日、川崎市で開かれたシンポジウムで明らかにした。

 ヒトES細胞をめぐっては、オバマ米大統領が9日、難病治療に役立つとして、前政権が制限していた研究助成を解禁する大統領令に署名、米国での研究が一気に進むと予想されている。山中教授も本格的に参入することで、万能細胞を用いた再生医療の実現に大きく弾みがつきそうだ

 iPS細胞の作製や培養は、ES細胞の研究成果を利用しており、研究推進には、ES細胞との比較が欠かせない。しかし、ヒトの受精卵から作るヒトES細胞の研究は、国が指針で規制している。山中教授らは毎月、渡米してヒトES細胞の研究を行っており、「日本でも研究を迅速に行える体制が必要」と訴えている



 全てにおいてES細胞よりiPS細胞のほうが優位である、というわけではなく、それぞれの研究の比較が大事ということですね。山中教授、さすがです。

 しかし残念ながら日本では出来ないということで、iPS細胞のパイオニア、山中教授クラスの人ですら、わざわざ渡米して研究している現状。いいのか日本、こんな苦労をさせておいて。山中教授という頭脳が日本にとどまっていてくれることが非常にありがたいです。

関連
医学処:ダウン症候群の治療のためにES細胞を利用する。
医学処:iPS細胞から精子や卵子をつくる研究が容認される。
医学処:脊髄損傷の患者にES細胞を用いる世界初の治験を行う。


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posted by さじ at 00:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 移植
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