NHKのドラマ「Q.E.D.証明終了」の中に、心臓ペースメーカーの安全性について誤解を招く場面があった問題で、NHKは5日、同番組の放送後に字幕で訂正した。
問題になった1月の放送では、心臓ペースメーカーが静電気で壊れ、装着していた人が死亡する場面が描かれたが、3月5日の放送後、ペースメーカーの安全性や耐久性は極めて高いこと、ドラマのような現象は「現実にはまず起こりえないと考えられる」ことを説明した。
この問題は、ペースメーカーを扱う業者らでつくる協議会が「患者に不安を与え、一般視聴者にも誤った知識を植え付けた」として、NHKに訂正放送を求め、NHKは、番組ホームページの中でおわびの文章を載せた。
電車内で通話するとペースメーカーが故障する、というのも誤った情報らしいですね。ペースメーカーに15cm近くても全く問題ないとか。
そりゃペースメーカーをつけている人に対してはそれなりの対応をすべきですけど、誤った知識が普及するとペースメーカーを装着している人自身が不安な生活を送らなければなりませんからね。静電気を恐れていては何も行動できなくなってしまいますし。
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