2009年02月28日

ずさんな滅菌処理を行っていた銀座眼科で感染性角膜炎。

銀座眼科、滅菌装置1度も点検せず

 東京都中央区の診療所「銀座眼科」でレーシック手術を受けた67人が感染性角膜炎などを発症した問題で、溝口朝雄院長が2006年の開院以来、手術器具の滅菌装置を一度も点検していなかったことが、中央区保健所の調べでわかった。

 使い捨てにすべき患者用手術着の使い回しも判明し、区保健所は衛生管理がかなりずさんだったとみて、67人以外にも発症者がいないかどうか確認を指示した。

 今回の集団感染は、角膜の表面を薄く切る道具の先端を高温で滅菌する装置の故障が一因である可能性が高いとされ、メーカーの調査で滅菌温度が十分に上がらない不具合が確認されたという。ところが、溝口院長は区保健所の調査に対し、「点検を行ったことがなく、正常に作動していると思った」と話したという。取り扱い説明書も院内に保管しておらず、区保健所は溝口院長が滅菌装置が適正に動いているか確認する方法さえ知らなかったと見ている。

 さらに、溝口院長は、手袋を着用せずに手術したことがあるほか手洗い用の消毒液についても「薄めて使っていた」などと説明。手術室の清掃は溝口院長が不定期に行っていたという。



 ただでさえ10年後の効果がわからんといわれているレーシックを、何だかよく分からない滅菌技術と、ずさん極まりない操作で行うとは。

 やはり眼科はあたりはずれが大きいんですかね。。。レーシックも、良いところでやれば非常に良いし安全と言われていますけれど、、こういう眼科は怖いです。

関連
医学処:ベルツ賞に、再生医学による重症角膜疾患の新規治療法
医学処:プール後の洗顔は逆に感染のリスクを高める。
医学処:まつ毛エクステで角膜に傷が出来るトラブル、急増中


広告
posted by さじ at 18:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 眼科
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック