社会の一員として地域に貢献しようと、神奈川朝鮮中高級学校(神奈川区沢渡)の生徒らが二十日、献血に協力した。
二〇〇七年に開校五十五周年の記念事業として同校生徒会の発案で始まったもので、今年で三回目。同校正面玄関に横付けされた献血車で、高校三年生のほか、教員や卒業生ら約六十人が献血した。
三年生の李イスルさん(18)は「注射は嫌いだけど、少しでも役に立てたらと思って参加した。これを機に今後も協力したい」。生徒会担当の崔成柱教諭は「卒業前の恒例行事。協力し合う気持ちが芽生えるきっかけになれば」と話した。
本年度、県内の高校で献血活動を行ったのは同校を含め八校だけ。県赤十字血液センターは「毎回OBも含めて協力してもらい、まとまった量が集まる。大変ありがたい」と感謝していた。
偉すぎる。ホント、こういう学校はいいなぁと思いますよ。他の高校生も見習ってもらいたい。誰でも注射は嫌でしょう。自分のためになる予防接種や点滴と違って、ただ痛い想いをして血を抜くだけ、ですからね。それを出来るのは、相手を思う気持ちがあってこそ、です。そういう人間に育ちたいものですね。
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