2009年02月14日

川崎医大病院で中皮腫疑いの病理所見を見落とすミス。

遺族、倉敷市の川崎医大を提訴へ 「中皮腫疑い」見落とすと

 岡山県倉敷市の元中学校長の男性=当時(70)=が、川崎医大病院(倉敷市)の医師に病理検査結果を見落とされ悪性中皮腫で死亡したとして、大阪市の遺族が病院側に3000万円の損害賠償を求め、大阪地裁に12日に提訴することが11日、分かった。

 訴状などによると、男性は2003年1月、川崎医大病院で気胸の手術を受け、病理医は摘出した肺組織の病理検査で肺と胸膜の中皮腫の疑いを指摘する書類を作成した。しかし、担当医はこの書類を見ず、男性は詳しい検査や治療を受けずに退院した

 同6月には気胸の再発で再入院。その後、2年半に17回通院して、胸の痛みや息苦しさを訴えたが「異常なし」とされた。06年1月、エックス線検査で胸膜肥厚が見つかり入院。末期の悪性中皮腫と診断され、化学治療を始めたが、5月末に死亡した。

 病院はミスを認め謝罪したが、「治療しても死亡は避けられなかった」とミスと死亡の因果関係は否定したという。



 せっかく病理医が診て所見を書いたにもかかわらず…。

 確かに治療法が確立されていない疾患な以上、治療をしても死亡は避けられなかった、と考えても良いでしょうけれど、それとこれとは話も別。ミスと死亡との因果関係が否定されていたとしても、亡くなるまでに相当苦しんだでしょうし。それに中皮腫や塵肺の場合、国からの認定による補助金なども考慮されると思いますし…。


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posted by さじ at 01:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | がん
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