2009年02月03日

点滴バーの効果に疑問視する声が多数寄せられる。

風邪や疲れに「点滴バー」 都心に増加、効果に疑問も
  
 東京都心で滋養強壮や美白を売り文句にした「点滴外来」が増えている。おしゃれな内装で「点滴バー」と名乗るところも。サプリメント(栄養補助食品)と比べて体内に直接取り入れるため吸収率が高く、抜群の効果があるというのだが――。

 金曜の夕方。恵比寿ガーデンプレイス(東京都渋谷区)のTENTEKI10にはひっきりなしに利用者が訪れていた。

 「今日はブルーパックで」
 「イエローにビタミンCを足して」

 予約不要、10分で終了の手軽さが売りだ。08年1月に開店してから約3500人が訪れた。男女比は半々という。

 渋谷区に住む婚礼用生花店員の女性(23)はビタミンCを点滴した。「疲れ切ってます」。結婚式が立て込む春と秋には、朝4時の出勤や午前2時までの仕込みがざらだ。「点滴はやってる最中から元気になる。値段は張るけど、即効性には代えられない

 会社員の男性は、女性看護師につぶやいた。「週末も仕事なんで。いま元気つけておかないと」

 同じビルには外資系証券会社が入る。点滴を打つ間も惜しんで、持ち込んだ資料を読み込む社員もいるという。

 年末年始には「風邪対策」や「宴会準備」と銘打ったメニューが好評だった。

 担当医によると、以前から疲労や風邪を理由に点滴を望む患者は多かった。だが医学的には、点滴をするほどでない場合も多い。「現代医療では疲れは置き去りにされている。でも睡眠不足やストレスは万病のもと。何とか要望に応えたかった」。点滴スペースを設けてからは「こういうのを待っていた」という声が多いという。広報担当の矢ノ倉利幸さんは「医者は『ゆっくり寝て栄養をとって』というが、寝られないほど忙しいからみんな困ってここに来る。これが社会の実情です」。

 六本木で美容外科や形成外科を開くサフォクリニックは、08年6月から点滴外来クリニカルバーを開いた。ここでは点滴を「ドリップ」、注射を「ショット」と呼ぶ。

 医師の問診で薬剤を決めると、カウンターで女性看護師が薬剤を「カクテル」。落ち着いた音楽が流れる中、骨盤矯正ソファに座り、「活性酸素を取り除く」という空気を吸いながら点滴を受ける。

 ここでは、美白効果をうたった高濃度ビタミンCが一番人気。劉輝美・副院長は「点滴とサプリメントや運動を組み合わせて解毒や浄化をすることが老化防止には有効です」と話す。

 インターネットで「美容点滴」と検索すると、無数の医院が出てくる。特に官庁への届け出は不要なので、厚生労働省も「実態は把握していない」という。

 こうしたブームについて、ベストセラー「がんばらない」の著者、鎌田実・諏訪中央病院名誉院長は「点滴は脱水症状などへの一時的な効果しかなく、成分の多くが排出されてしまう」と疑問視する。「日本には昔から『注射や点滴をすれば元気になる』という幻想がある。それがストレス社会の中で商売に利用されている」

 ファッションエッセイストのフランソワーズ・モレシャンさんによると、フランスでも老化を防ぐためのアンチエイジングへの関心が高まる中で、栄養分を点滴などで取り入れる療法などが現れている。だが施術前に血液検査などをした上で、足りない成分を補うという

 「手軽さを売り物にバーと呼ぶなんて。日本のものは、お医者さんも使う人も、ちょっと安易ではないですか」



 まーねー。点滴したいと思っている人が、点滴をするのは別に構わないっちゃ構わないんですけど。自費ですし。

 でも実際はまぁ、効果はないでしょうね。高いお金払うなら、栄養のあるものを食べたほうがよほど良いのでは。

 まるで何十年か前の病院みたいです。今もそうですけど、どうも点滴をしてほしい、という人が多い。小児科で、子供を診察して、ぜんぜん大丈夫だとしても、親がどうしても点滴をしてくれと訴えてきたりという話はずいぶん昔からあります。

 医療的な処置をすることで安心を得る、体内に液を注入することで「元気になった気がする」のでしょう。でも病院で点滴するのとは違って、本来点滴で入れる必要のない人に点滴をしても、どうなのかなって感じです。ビタミンCを入れたところで、ビタミンCは水溶性ですから、普通に尿から出ていくんじゃないですかね。

 というか多分、こういう点滴バーって、医療行為とはちょっと異なるんで、点滴の成分自体も身体に影響しない、いい変えれば効果のないものがほとんどな気がするんですけど。

 まあでも人それぞれですからね。ゲルマニウムのブレスレットをつけて血液がサラサラになったと思う人もいるくらいなんで、元気になった気がするというのでしたらどうぞどうぞって感じです。ダチョウ倶楽部みたいなノリで。

関連:点滴した外来患者13人が入院、1人が死亡する。
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posted by さじ at 00:22 | Comment(1) | TrackBack(0) | 循環
この記事へのコメント
水溶性の物質なら血液に入れても全部でていくんでしょうか?逆に有害なものでも体に影響ないってことかな??にわかに信じがたい。
Posted by at 2016年05月23日 15:10
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