ストレスに対抗するために副腎皮質から分泌されるホルモン「グルココルチコイド」の血中濃度が慢性的に高くなり過ぎると、脳神経細胞からの神経伝達物質の放出量が減るメカニズムが見つかった。
国立精神・神経センター神経研究所の沼川忠広室長らが17日までに米科学アカデミー紀要に発表した。うつ病の新たな薬や治療法の開発に役立つと期待される。
ホルモンの微妙なバランス加減について、またひとつ新たに厄介なまでに細かい機序が。
まぁでもこれの発見のおかげで、新たな治療法が出来るかもしれませんし。副腎皮質ホルモンが出すぎるためにうつ病になりやすくなっていたりするかもしれませんしね。
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