2007年9月、堺市北区の「新金岡豊川総合病院」に入院していた全盲の男性患者(64)を公園に置き去りにしたとして、保護責任者遺棄容疑で書類送検されていた同病院の職員ら4人(33〜48歳)について、大阪地検は「立ち去る前に救急車を呼び、男性は保護されており、結果は重大とはいえない」などとして不起訴(起訴猶予)にした。昨年12月26日付。
4人は07年9月21日午後1時頃、約7年間、糖尿病で入院していた男性に退院許可が出たため、車に乗せて大阪市住吉区の前妻宅を訪ねたが、引き取りを拒まれ、同市西成区の公園のベンチに置き去りにしたとして、昨年2月、大阪府警西成署から書類送検された。
ううむ。微妙ー。
まぁ確かに救急車を呼んでいるということは医療的には保護されている状況ですが・・・置き去りにしたのはねぇ。医療関係者として過失があるような気もするのですが。
とはいえ病院側が、こうした家庭的な事情までサポートしなければいけないのは難しい問題ですよね。身寄りがなかった場合、病院にずっとおいておく(費用も病院もちか)というのもおかしい話だと思いますし。
まぁこの新金岡豊川総合病院も、救急車を呼んで、別の病院に入院させるというか、押し付ける気満々でしたからね。
医学処:入院費滞納の全盲患者を公園に放置した