米コロラド州プエブロで禁煙法の施行後、心疾患による入院患者数が約4割減少していることが、米疾病対策センター(CDC)が12月31日に発表した調査結果で判明した。
プエブロでは2003年6月に、公共の場所などが禁煙となった。調査は禁煙法施行前の18カ月間と、施行後の3年間について、心疾患による入院患者数を比べた。
その結果、禁煙法施行前には399人が入院したが、施行後は237人と、41%減少した。調査では、入院患者を喫煙者もしくは非喫煙者に分けていない。
入院患者数が減少した理由について、調査をまとめたCDCは、公共の場所が禁煙になって受動喫煙の被害が減ったことや、公共の場所が禁煙になったことで自宅でも喫煙量が減ってたばこの害が減少したこと、禁煙法を機にたばこをやめた人が増えたことなどを挙げている。
うーむ、施行後からわずか3年でこんなに劇的な変化が起こるものですかね。
確かにたばこは心臓リスクとしてはかなりを占めるものではありますが、わずか3年で4割減も。入院患者を喫煙かそうでないかで分けているわけではないみたいなんで、微妙なところですね。
まあでも、あと数年もすればより細かいデータが集まるでしょう。おそらく、実際に効果は上がって、心疾患の割合は減っているとは思いますが。
医学処:喫煙と同じくらい健康に悪いこと