弘前大学は25日、2009年度の医学部医学科の一般選抜前期日程に新設された「県定着枠」の募集人員を5人増やし、10人としたと発表した。県定着枠での入学者は卒業後、弘大医学部関連施設で医師として働くことが求められる。
このほか、10年度入試について、〈1〉理工学部物理科学科の前期日程「理科」で物理、化学の選択制を物理必須とする〈2〉教育学部中学校教育専攻社会選修の推薦入試で小論文を新たに課す、など変更点も公表された。
地方のこういった地域枠制度は、10年後を見越しての試みですからね。ここを選ばれる学生、ご家族は覚悟していただきたいと思います。
非常に腹の立つことといえば、自治医科大学に進学したにもかかわらず、卒後に親がポンと何千万か支払って、子供を自由にするという選択です。もはや訳がわからない。
地方での、医師不足を補うための制度なのですから、その信頼を裏切るようなことを、医師はしてはいけないと思うのです。
医学処:医学部全体に、僻地などへの地域勤務枠を設け、授業料を免除する
医学処:福島県立医大の推薦枠を倍にして、県外からも推薦受け入れを行う。
医学処:金沢大学が医学部の定員を増やすことに決定。