抗がん剤のネクサバール(一般名ソラフェニブトシル酸塩)を服用した患者4人が間質性肺炎などの急性肺障害を起こし、うち2人が死亡していたことがわかり、厚生労働省はこのほど、薬品の添付文書に「重大な副作用」として追記するよう、販売元のバイエル薬品に指導した。
同剤は、進行した腎細胞がんに対する初の抗がん剤として、今年4月に発売。11月までに約2000人に使用されている。
うーむ、どうしても肺に障害が起こってしまうものなのか。腎臓と肺ってのも密接に関与していまして、肺胞の基底膜と腎臓の糸球体の基底膜の構造ってのは似てるんですよね。
糸球体の基底膜に対する自己抗体が形成される、U型アレルギーとしてGood pasture症候群があります。これは腎臓を攻撃するのですが、肺の基底膜は、糸球体の基底膜と同様の構造なため、この自己抗体は肺も攻撃します。
基底膜が似ているために起こったとは限りませんし、抗がん剤ですから、ただ肺に影響を及ぼしやすいだけなのかもしれません。副作用が強烈だと、どうしても使用をためらってしまいます。難しいところですね。あとは患者の意思か。
医学処:肺がん治療薬「イレッサ」、副作用による死亡者が643人に
医学処:肺癌治療薬イレッサの副作用発症率は他の薬の3倍
すみません。このブログの持ち主様に大変申し訳御座いませんが、家族のメンバーの癌のせいで経済的に苦しんでいる方々に少しでも役に立つ情報を提供し、共有してほしいので、許可なしで投稿しますがご理解お願いします。
今日(2009年2月3日)日本の親友から急に連絡が来て、弟さんが肝癌で、バイエル社のネクサバールを韓国で購入したいと依頼がありまして、私の兄貴(韓国でお医者さん)に聞いたら大学病院で日本の半分以下(30万円以下)で購入できることが分かりました。もし、ネクサバールが必要で、この内容を参照する方がいましたら、是非相談してください。経済的な負担をできる限り抑えることができると思いますので連絡してください。
連絡先は、fhwmdnpf@ymail.com +82−10−3346−4688(日本語可能)です。
病気で苦しんでいる患者さんとその家族を騙す気は絶対ありません。