2008年12月26日

研修医の後半1年は専門科で修行できるよう特化させる

臨床研修、後半1年は専門科で…医師不足対策

 医師不足を加速させたとされる臨床研修制度について、厚生労働省と文部科学省は17日、現在2年間の研修期間のうち後半の1年間を、将来専門とする診療科に特化させることで、医師不足に対応するとした見直し案を、両省が設置した合同の専門家検討会に提示した。

 また、研修先の選択に国が一定の制限を設ける内容も盛り込んでいる。検討会は今年度内にも結論を出す見通しで、両省はそれをもとに、早ければ2010年度からの制度見直しを目指したい考え。

 見直し案では、臨床研修の必修科目を、内科や救急などの基本となる診療科としたうえで、期間を1年間に短縮するとした。その後の1年間を、将来専門とする診療科で研修させることにし、事実上、働き手を増やすことにした

 また、医師の地域偏在については、研修医の募集定員に地域別の上限を設けたり、地域医療の臨床研修を一定期間必修化したりすることで対応することにしている。医師不足の診療科を選択する研修医を確保する仕組みも設ける。

 2004年度から導入された臨床研修制度は、新人医師に広い視野や総合的な診療能力を身につけさせるのが狙いで、大学卒業直後の新人医師が2年間、内科や小児科など7診療科で臨床経験することが必修化された。

 しかし、研修先が自由に選べるようになったため、出身大学ではなく都市部の有力病院を選ぶ新人医師が増え、大学医局が人手不足に陥った。



 成功するんでしょうか。

 いやそりゃ学生の頃からどこどこに行きたい!と強く思っているような人ならば絶対にそうしたほうがいいでしょう。多く学べるわけですし。

 ただどこに行きたいと決まっている人はかなりレアなケースで、実際には研修で2年間回ってみて、その後に決めることが多いような。

 まあ難しいですけど、研修で色々みてまわって、損はないですからね、どの科も。それを短期間化して、1年だけで色々見て回るというのもアリといえばアリですけれど。

 1年間まるまるその科にいてくれるのなら、医局も楽でしょうね。雑用係のようなものがずっと成長したままでいてくれるわけですから。それに、その研修医がその医局にほぼ確実に入ってくれるという保障もあるわけで。教え甲斐もかなりあるのでは。

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posted by さじ at 06:23 | Comment(2) | TrackBack(0) | 大学
この記事へのコメント
さじさん、はじめまして。
毎日記事を見させていただいております。
さじさんは大変知識が豊富でいらして素晴らしいと思います。

私事ですが現在某医学部6年で国試を控えております。
まるでクイズのようなしょうもない国家試験で、正直言ってもう明日にも受験して終わればいいのに・・・と思っている毎日ですが。
そんな中、さじさんのブログはとても息抜き&勉強になります!
ありがとうございます。

更新が随分と早い時間のこともあるようですね。
寒くなってきましたので体調に気をつけて頑張ってください。
Posted by shin at 2008年12月27日 00:30
shinさん、暖かいコメントありがとうございます。
六年ですか!さぞやプレッシャーを感じる日々だと思います。
試験終わるまでなかなか辛いもんですよねぇ…。
毎日こつこつやりつつ、息抜きもしっかりとる、といったペースが難しいですよね。

試験は風邪と疲労が大敵です。
お体大切に、頑張ってください。
応援しております!
Posted by さじ at 2008年12月28日 03:27
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