2008年12月16日

砂糖に依存性があることを実験により証明する

砂糖に依存性あり、ラットで証明=米研究

 ラットを使った研究で、一般的には既に広く認知されている「砂糖に依存性がある」ということが科学的に証明された。

 米プリンストン大のバート・ヘーベル氏は10日、アリゾナ州で行われた米神経精神薬理学会議で「砂糖の大量摂取は、薬物乱用と非常に似た作用を脳に与える可能性がある」と発表した。

 砂糖水を大量に与えたラットでは、薬物乱用時に人や動物に見られるのと似た行動や神経系統への変化が確認され、「禁断症状や、砂糖を非常に欲しがるような長期的な後遺症の兆候さえ示した」という。



 へぇ。まあ糖分って生物にとって必要なものですからね。もしかすると塩分も似たようなアレがあるんでしょうか。動物などは塩分が不足すると岩塩を舐めるといいますが、あれも似たようなものなんでしょうか。生きるための。

 ダイエットができないのは意思の問題だ、とよく言われますが、もしかすると薬物依存の対処法と同じような形でやれば、甘いものを食べなくすることは可能かもしれません。誰か実験してくれないですかね。

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posted by さじ at 01:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 生理
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