青森県の弘前市立病院(松川昌勝院長)は10日、弘前市内の80歳代の女性患者が今年5月、流動食を投与する管が胃を貫通したことから腹膜炎を起こし、死亡する医療事故があったと発表した。
病院側は「貫通は病院側のミスではないが、通常は考えられない事故」と謝罪し、遺族に慰謝料1200万円を支払うことで示談したという。
発表によると、女性患者は脳梗塞の後遺症などから食事を取れず、2006年11月、腹部に穴を開けてシリコーンゴム製の管(直径6・7ミリ、長さ約37センチ)を通す手術を受けた。今年5月末、3回目の管交換を受けた翌日、体調が悪くなり、診断を受けたところ、管の先端部が胃を突き抜け、腹膜炎を起こしていた。手術を受けたが、感染性ショックで死亡した。
病院側は「管が正常に交換されたことをエックス線撮影で確認した。何らかの原因でチューブが移動したのではないか」と説明している。
胃瘻造設術で問題なくいって、管交換もうまくいって、
でも管の先端部が胃を突き抜けてしまった、と。
うーむ、X線画像で正常にいっていたのなら、胃を突き抜けるなんて起こりそうにはないですけどね。でも不運にもそのようになってしまった、と。医者側が原因じゃないのなら病院がお金を払う必要もないと思うんですけどね・・・