東京都では昨年より救急車の不適切な使用を減らすため「救急相談センター」のサービスを拡充。緊急時には、これまで通り「119番」を使用し、緊急を要するか判断に迷ってしまうような場合は「#7119番」を使用するように進めている。
これまで東京都では緊急を要さない「119番への」問い合わせも数多く、本当に緊急を要する重態患者の問い合わせが遅れてしまう例もあった。そうした混雑を解消し、緊急時の問い合わせを確保するため同サービスを昨年より導入している。
そこで、ある病院の夜間事務当直を担当する男性(21)にその実情について尋ねてみた。「私が勤めている病院は小規模のため、重体患者はほとんど来ないのですが、それでも夜間でも10人は救急外来として来ます」。しかし、本当に緊急を要するような事例もあれば、その中には目を疑うような救急外来も多いという。「救急で来たのに、ただの下痢だったり、夜中の3時に泥酔したカップルが救急を要さぬようなかすり傷で来たこともありました」
もちろん、事態は急を要することもあるが、適切な対処を受けるため、そして本当に救急車を必要な人が助かるためにも、「7119」の存在を覚えておくのも良いだろう。
本当に、夜間救急には、医療関係者ではなく一般の人でも「ありえない」症例というのが数多く来ます。
普通だったら翌日来るであろう病状で、夜間の救急がうまってしまうのはなんだかやるせないです。自分のことしか考えてないような人たちばかり、そういうことをする傾向にあって、本当に必要な人たちが助けられないというのは・・・。
#7119。活用していきましょう。